トモコ先生のブログ「時事英語最前線」

What the Arab world needs most is free expression.

今週の中、高校生クラスで取り扱う題材は、

今、国際社会全体を揺るがしている

サウジアラビア出身のジャーナリストが、

トルコのサウジアラビア大使館で殺害されたとされる事件についてです。

そのジャーナリストが殺害される前日に

アメリカのワシントン・ポスト紙に向けて投稿した記事を読解します。

署名入りのタイトルは以下の通りです。

 

Jamal Khashoggi: What the Arab world needs most is free expression.

「アラブ世界に最も必要なことは、表現の自由である。」

ジャマル・カショギ

 

この最後の記事は、カショギ氏の母国サウジアラビアにおいて、

体制に批判的なジャーナリスト、知識人が次々と不当に投獄され、

頼みのネットさえも国家によってブロックされ、表現の自由が弾圧されている状況、

そしてカショギさんのアラブ中東諸国の民主化への願いが英文から切々と伝わってきます。

また、当会に11月4日にお招きしているゲストの先生、ミシェルさんの出身国、

レバノンについての記述もありますので、その意味でも参考になります。

また昨日、この事件に対して英、仏、独が出した共同声明(the joint statement)、

「表現の自由や報道の自由を守り、ジャーナリストを守ることは、英仏独にとって重要な優先事項だ」

についても英語で触れてみます。

表現の自由を守ることの重要性についても共に英語と日本語で考えていきたいです。

尚、11月4日(2時~)の国際交流イベント、相変わらず小学生がほとんどの参加で、まだ席はあります。

貴重な機会となりますので、是非、中、高校生の方々の参加をおすすめします。

 

豊田朋子

Shohei Ohtani Is Very Clearly Not From This Planet!

この春から当会の中高校生クラスでの

時事英語のトピックは、日本のスポーツに関することばかりです。

なぜかと言えば、海外メディアがそれに関するトピックを高い頻度で取り上げているからです。

Shohei Ohtani Is Very Clearly Not From This Planet

(大谷翔平はあきらかに地球外生命体だ!)

などとする、大谷選手の大リーグでの大活躍を紹介する記事はもちろんですが、

相撲の土俵に人命救助で上がった医療関係の女性たちに対して、

「女性は土俵から降りてください」というアナウンスが流れたことについては、

政治がらみでもなく、単に日本の一地方で起きた事件にしては、

異例と言えるほど海外メディアが取り上げました。

今回の日大アメフト悪質タックル事件も相撲ほどではないですが、

NYタイムズなどの大手新聞社が大きく取り上げています。

相撲とアメフトの記事に関して共通しているのは、

この21世紀に、民主化が遅れている第三国ならまだしも、

先進国日本でこんなことが起きている、というある種の驚きだと思います。

エリート官僚の女性記者へのセクハラ行為とそれに対する

財務大臣など国のトップの見解や対応も、

やはり海外メディアのトーンは同じです。

日本は先進国であるにもかかわらず、

国際的な人権感覚から乖離(かいり)しているのではないか、

ということを行間で指摘しているのです。

例えば、今回のアメフト事件に関して、NYタイムズは

この事件はたとえ本人の意志に反していても(be against his will)、

obedience to authority(権力への服従)と

unwavering loyalty to the team(組織への不動の忠誠心)

この二つの価値が、いまだ日本社会で

極めて重要視しされている(highly valued)、ことを物語っていると結論づけていました。

そこで、先週の中、高校生クラスでは、

まずはこのNYタイムズの記事を読解してもらい、

同紙の見解に賛成か反対か英語で答えてもらいました。

するとほとんどの生徒たちが、その通りだと思うと答えました。

それはなぜかと問うと、更に大きく二つに分かれました。

まずは学校や部活がまさに日大アメフト部とそう変わらない体質だからだというグループと、

学校や部活は比較的自由だが、

大人たちがそのような社会で生きているように見えるというグループです。

そして、Noと答えた少数派のほとんどが、確かに今まではNYタイムズの指摘するような社会だったかもしれないが、

今、日本は変わりつつあるのだという希望的観測に近いものでした。

そして最後に、では、権力と組織への「服従」と「忠誠心」以外に、

どんな価値を尊重する社会に日本がなってほしいか、

あなたが最も尊重したい二つの価値を挙げて英語で短いスピーチをしなさいという課題を出しました。

今までスピーチを実施したクラスで出た、

当会中高生メンバーたちが尊重したい主な価値観を下記に挙げてみます。

 

freedom (自由)

equality(平等)

diversity(多様性)

self respect(自己尊重)

respect to each other(互いの尊重)

individuality(個人)

individual idea, will, opinion, dicision(個人の考え、意志、意見、決断)

independence(独立性)

humanity(人間性)

creativity(創造性)

truth(真実)

honesty(正直であること)

peace(平和)

safety(安全)

kindness(やさしさ)

tolerance(寛容)

 

NYタイムズが指摘するように、

日本が未だ「権力への服従」と「組織への不動の忠誠」が重要視されている窮屈な社会だとしたら、

その責任は、そうした社会を容認し、形成してきた大人たち一人一人にあると思います。

それとは違う価値を次の世代が希求し、尊重したいのであれば、

例えば、勇気をもって顔出しの謝罪会見をした宮川君を支えたご両親のように、

体を張って、全身全霊でその想いを支援すべきだと、

一人の親として教育関係者として深く思いを致すところです。

さて、相撲の土俵問題に関しては、

下記のトピックで、この学期をかけた英語でのディベートに挑戦しています。

Shooud we ban the tradition which women are fobidden to enter to sumo ring?

(私たちは、土俵に女性が入るのを禁ずる伝統を廃止すべきか?)

 

各クラス、英語でのディベイトのやり方を学びながら、

女人禁制の伝統撤廃派と維持派の二つのグループに分かれて準備をしている最中です。

ディベイトは、sport of words(言葉のスポーツ)と呼ばれているので、

発表のことを敢えてgame(試合)と呼びます。

試合の結果は、また後日ご報告致します。

 

Global kids英語会代表

(株)ダイバース・キッズ代表取締役

豊田朋子

 

 

Global kids新年ご挨拶☆

誠に遅ればせながら、

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、当会にとって節目に当たり、大変目まぐるしい1年でした。

4月に運営事務局を「株式会社 ダイバース・キッズ」として法人化を果たし、

9月には新たに、京王線、千歳烏山駅近くに「Global kids英語会 千歳烏山教室」を開設。

また、11月には、当会第一号のお教室、千歳台教室の建物の屋根全体の老朽化が雨漏りによって発覚。

漏電の危険も否めないため、

年末に急きょ、小田急線、千歳船橋徒歩2分のビルの一室への移転を決行致しました。

早速、新年の1月9日より、その新教室、「Global kids英語会 千歳船橋教室」にて初レッスンを開催する運びです。

そして、2018年1月現在、千歳船橋教室、千歳烏山教室そして新百合ヶ丘教室併せて、

約100名の会員の皆様でのスタートとなります。

思えば、8年前、あの頃はまだ寺子屋英語塾という名前で、

畳の8畳間(しかもやや斜めに傾いている)

で自分の娘とそのお友達含む5~6名に教え始めたのが、当会の始まりでした。

当時は、体験レッスンに来られた際、

千歳台教室のある、あの昭和風の建物(九重荘)を見るやいなや、

同伴のお母様のお顔が一変することが多々ありました。

体験レッスン後、

「ママ、楽しかったよ。」というお子さんの手をがっと引いて、

「ちょっと主人とも相談して、考えさせていただきます!」

と険しいお顔で足早に去って行かれたお母様たちの後ろ姿が

昨日のように思い出されます。

フォニックスをベースに、英語教育を通して自己発信力を育むという

教育の中身自体には、発足当時から自負心を持ってやってはいましたが、

英語教室に安全で快適なアメニティー、ファッション性も求めている親御さんたちにとっては、

名もない上に、古びた木造アパートの一角で細々と運営している当会の環境は、

耐え難いものだったに違いありません。

生徒さんは一向に増えず、

私的な英語サークルで終わるのかなぁと漠然と思っていた中、ある転機が訪れました。

現在、成城学園高校1年の藤原玄基君とそのお母様との出会いでした。

藤原さんはご主人のお仕事のご関係で、台湾、香港、上海、

シンガポールでずっと生活をされてきた、いわばアジア通の国際派の方で、

まだ小6だった玄基君は帰国子女としては当会初の体験者でした。

その藤原さんが、面談と体験を経た後、

「先生の英語教育は、これからの日本の子どもたちにとって本当に必要だと思います。

他のお教室にはなく、私が息子のためにずっと探し求めていたものです。

それが、こんなに近所にあるなんてとても幸運なことです。」

と初めて、当会の教育の中身を明確に率直に評価くださったのでした。

そして、その場で、ご入会を即決くださったのです。

この時に

「全ての人に理解してもらわなくてもいい、

少数派かもしれないけれど、

藤原さんのように本質を重視してくださる親御さんとそのお子さんたちに

向けて頑張ろう。」と気持ちを切り替えました。

すると、それ以降、興味深いことに風向きが変わり、

ご入会が相次ぐようになりました。

やはり藤原さんのように

長く海外駐在経験のあるご家庭や、

親御さん自身が、かつて帰国子女であったり、

留学経験があったり、勤務先がグローバル企業であったり、

あるいは、当会の特徴でしょうか、

海外青年協力隊など国際ボランティアに従事された経験の

ある方々も少なくありませんでした。

いずれにせよ、英語教育について、

一歩も二歩も踏み込んで考えてらっしゃる親御さんたちが、

当会の理念に深く共感くださり、あの建物と環境にかかわらず、

次々とご入会くださるようになりました。

そして皆さん、おそらくその国際感覚の元、

日本の英語教育を俯瞰し「ここしかない!」という直観が働いているのか、

「迷わず入会即決」という潔さも共通していました。

それは、法人化後、初のお教室である烏山教室の若い親御さんたちも同じ状況で、

ほとんどの方が面談、体験後すぐにご入会をご決断くださり、

中には、まだ一番下のお子さんが保育園児である、3人のお子さんを持つお母様が

上のお子さんのご入会を決定された直後、

「いづれ必ず全員こちらに入会させます。」と宣言くださったこともあり、

当会を法人として長期的に存続させる意味でも、大変励まされました。

 

こうした保護者の方たちの深いご理解の元、

入会したお子さんたちと共に当会も成長し続けたのだと思います。

発足当時ご入会されたお子さんたちも、

今はすでに大学生や社会人になり、長期留学されている方もいます。

更にこの間、大学受験では英検、TOEFLを採用、

都立受験においても英語スピーキング試験の導入が決定されるなど、

受験そのものも、英語での自己表現力を問う、

まっとうな形式に改革されつつあることも大きな変化で、

当会にとっては、確実に朗報といえるでしょう。

こうした時代の流れも踏まえ、

当会を支えてくださる全ての皆様に感謝しつつ、

事務局スタッフ一同、そして他の先生方と共に、

お子さんたちがGlobal kids英語会のメンバーであることを

心から誇りに思えるような教育に、今年も邁進してまいりたいと思います。

長くなりました。

事務局にお年賀状を送ってくださった皆様、ありがとうございます。

この全体メールをもって新年のご挨拶に代えさせていただきます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

Global kids英語会代表

株式会社 ダイバース・キッズ代表取締役

豊田朋子

 

 

 

烏山教室、本格スタート!

 

Global kids英語会の世田谷千歳台教室、新百合ヶ丘教室に続き、新たに世田谷烏山教室が10月から本格的に始動致しました。

 

8月下旬から募集を始め、9月初めに真っ先に烏山教室にご入会いただいた第一号の方は、小2ですでに英検3級を取得しているという、かほちゃんでした。

 

かほちゃんは、海外在住をしていたわけでもなく、特に定期的に英語教室に通っていたわけでもなく、ただ大好きなディズニー関係の英語のCD毎日聞き、英語の絵本をお母様と一緒に多読していた結果、小1の時に英検3級に合格してしまったとのことです。

 

以降かほちゃんにぴったりくる英語教室をさがし続けたのですが、なかなか適切なお教室が見つからず、ようやく当会の烏山教室にたどり着いて、お母様もかほちゃんも「ここだ!」思ってくださったとのことで、面談、無料体験後、ご入会を即決くださいましました。

 

烏山教室としてもかほちゃんのような生徒さんを迎え、とても幸先の良いスタートを切れたと思います。

 

かほちゃんご入会以降もやはり、お問合せいただいたほとんどの方が、当会のポリシーとそれに基づいた独自のプログラム、その希少性を深く理解くださり、面談・体験後ほぼ即決でご入会くださっています。

 

すでに募集を締め切っている千歳台教室にも通じることですが、傾向としては、幼児さんの時からネイティブの先生のいるお教室に平均2年ほど在籍し、そこで培ったスキルを発展させるための次のステージとして小学校低学年あたりから当会を選択くださる方が多いことです。

 

千歳台教室のあるお母様が、「ネイティブの先生のスクールに何年かいて、そこである程度吸収し、伸び悩んだ時、次に移るところといえば、正直Global kidsさんしかないと思います。」とおっしゃってくださったことがあり、大変うれしく思いました。

 

当会のお教室のある世田谷の砧・烏山地域、そして川崎市における新百合ヶ丘は、帰国子女の方の数も全国的に高く、英語教育が非常に盛んなエリアです。受験英語だけでは到底不十分であるけれども、かといって週1回ネイティブさんのスクールに通わせればそれで良しと言うわけでもないとのご認識で、お子様の英語教育について、長期的視野で一歩も二歩も踏み込んで考えている方が数多くいます。

 

そうした層の方々のニーズに十分応えられるよう、英語教育専門の教師が少人数制で、

読む、聞く、書く、話すの4技能を確実に伸ばし、英語と日本語の両方で堂々と自身の意見を発し、コミュニケーションができる力を伸ばせるよう、スタッフ一同改めて務めてまいりたいと思います。

Global kids 英語会の講師基準

いよいよ新学期が始まりましたね。

Globa kids英語会では、8月の末から新たに烏山教室の募集が始まり、

現在ポツポツとお問合せがあり、

来月から細々ながらですがクラスが立ち上がりそうです。

 

ところで烏山お教室の対応をしていると、

たまに、ネイティブの先生がいると思って面談に来られる方がいます。

ここで改めて豊田含め、当会の講師の基準をリマインドします。

 

端的に申し上げれば、英語の教授免許を持っている日本人が少人数で指導するということになります。

英語教授免許を持っているということは、音声学(フォニックス)について専門的なトレーニングを受けている

ということの証です。

 

最近、日本人講師系の他教室でもやたらとフォニックスの宣伝が見られますが、必ずしも資格をお持ちの方が指導しているわけではないようです。

たとえば日本人講師であっても、なんとなくバイリンガルとか、英語圏への在住経験が長いというだけでは、

特にフォニックスなど英語を子どもに教えることは難しいのではないでしょうか。

 

また、教員資格を取るには、専門にかかわらず共通して児童心理学、教育社会学などの科目が必須となっています。

成人さんならいざ知らす、子どもを指導する場合、英語のスキルだけでなく、教育的な見地、配慮が極めて重要だと思っていることから、当会では、英語教授資格をお持ちの方、教師になるための専門課程を修了した方に限定しております。

改めて宜しくご了解ください。

 

Global kids英語会代表

豊田朋子

2017夏のプレゼン大会報告と御礼

先日、23日に開催された英語イベントは、約100人の観客の方々を得て、無事終了しました。

遅ればせながら、皆様のご協力に感謝申し上げます。

 

実は、私はあのイベント終了後、夕方より朝日新聞の記者とクリーンエネルギーを開発している国際NPOメンバーとの会合に、ボランティア通訳として参加しました。

その会合のテーマは、国連が掲げる、SDGs(Sustainable Development Goals)、すなわち極端な貧困、不平等をなくし、誰をも取り残すことなく、より良き将来を実現していくための「持続可能な開発目標」についてでした。

この国連による開発目標、SDGsに社をあげて賛同している朝日新聞の記者さんが、SDGsの環境アジェンダに実際に協力しているその国際NPOに、目標を達成していくために必要な要素は何かと質問した時、インド人女性のNPOディレクターの方が英語でこう答えました。

「シンプルなことかもしれませんが、私たち一人ひとりがより良い明日を信じるアウェアネス(意識)を持って日々を生きることです。でなければ、この混迷の時代に、国連がいかに壮大なプロジェクトを掲げようと、わずかな効果しか得られないでしょう。」

この時、私は、まさにこの会合の前に行われた当会の英語プレゼン大会のそれぞれの発表内容につながるお話だなと、通訳をしながら内心とても感動していました。

自身が関わっている国際団体のボランティア活動を紹介しつつ、たとえば、「私は世界を変えたい」と英語と日本語、そしてフランス語の3か国でアピールした坂口さん(小5)、

「英語学習をする目的は、単に良い成績を取って良い学校に進学するためだけでは決してない。私自身の人生を豊かにしていくため、そしてそのためにも社会をよりよくするため。そのためにこそ私は英語を学んでいる。」

という主旨の自作の英語の詩を力強く朗読した水野さん(高1)はじめ、プレゼンで自分の大好きな活動や将来の夢について語ってくれた皆さん、また、恥ずかしさや気後れを乗り越え、一歩前に出て英語パフォーマンスに挑戦した皆さん、いずれも前向きな想いを堂々と発信してくれました。

そして英語演劇「Thoughtful thieves(思慮深い泥棒)」も、お金そのものに価値があるのではなく、お金に託された想いや夢、希望にこそ価値があるというメッセージが込められていました。

出演した皆さんは英語での演技で一生懸命それを伝えてくれました。

そして最後に、

「The sun will come out tomorrow.明日はきっと太陽が昇るよ」

というフレーズで始まる映画アニーの主題歌tomorrowを、世田谷・新百合教室の皆さん、教師たち含め全員で合唱できたことは、この夏の良い思い出になりました。

国際NPOの方が語っていた、より良き世界を実現していくために必須である、前向きで高い意識、“アウェアネス”が、23日のイベント会場には、最初から最後まで、一貫して流れていたと改めて感じます。

小1から高3まで、それそれのアウェアネスを勇気を持って英語で表現してくれた皆さんを私は心から誇りに思います。

やがて皆さんの想いが世界とつながり、広がっていくことを願って、2017年、夏のプレゼンの御礼の言葉を終わりにしたいと思います。

Global kids英語会代表

豊田朋子

Global kids謹賀新年☆

Global kids英語会の皆様
ご関係者様

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

当会の仕事はじめは、5日からの英検対策クラスでした。
毎年1月半ばの英検に向けて、様々な学年のメンバーが集まり、5級から始まる各級の対策に向かう姿は、当会の新年の風物詩となっております。
今年特筆すべきは、昨年末カナダ1年留学を終えて帰国したばかりで、「準1級合格」を目指す高2の加藤君です。
留学で身も心もビッグになったであろう加藤君ですが、やはり飛躍的に伸びた英語力には感心しました。
特に昨年から採点の配分が高くなったライティング(英語の小論文)の力には目を見張りました。
「少子高齢化に伴う高齢者の介護負担をどうするか?」
というトピックに対し、自身の考えを英語で理路整然と、制限時間内、字数内で明確に書き上げました。
英検2級以上の筆記試験は、この英語の小論文が要になります。
加藤君はきっと準1級をパスするのではないかと思われます。

さて、話は昨年のクリスマスイベントに移りますが、英語の司会を担当した小6メンバーたち、そして、1年のニュースを

1)米国大統領選
2)女性の社会進出と2025年問題
3)平和と戦争、改憲問題

の三つのグループに分れて英語で発表した中学生たち、
短い練習期間にもかかわらず、よく頑張ったと思います。
1月中にYou-tubeにアップ予定ですので楽しみにしてください。
こうした、いわゆるアクティブラーニング、時事問題に関する意見発表は、数年前まで受験や学校の勉強にはほぼ無関係というか、無駄な活動でしかありませんでした。
ところが、政府が2020年の大学受験教育改革を打ち出した3年前から急に状況が変わり始めました。

例えば、3年前のクリスマスイベントで取り上げたマララ・ユフスザイさんの国連スピーチがそのままその年の都立高校推薦試験の小論文課題として出されました。
おととしは、当会留学クラスに在籍していたメンバーが受けた某大学の推薦試験でまさに留学クラスでずっと議論していた、パリのテロをめぐる「表現の自由と安全保障」について小論文の課題としてズバリ出たこともありました。
(今年で言えば、女子のグループが取り上げた2025年問題などが試験に出そうな気がします。)
今や、2020年の教育改革を待たずに、学校の定期テストであれ、高校・大学受験であれ、時事問題の知識、それについて自身の意見を表現する能力は頻回に問われるようになっています。
英語科目でいえば、英語で自身の意見を書けて、話せることが不可欠である英検、TOELF、IELTSの級やスコア次第で試験を免除する大学も急増しています。

こうした流れの中で、ただただ膨大な情報を記憶することが求められ、身で物事を考え、発信する力を育めなかった、従来の受験勉強の呪縛から日本の子どもたちが解放されるとすれば、ひとまず朗報と言えるのではないでしょうか。

ただ、そうした力は当会のような少人数体制でしか伸ばせないし、ましてや英語での表現力を指導できる人材が果たして、公教育や大手受験塾の現場に十分いるのかという懸念は残ります。
それだけに、英語で世界の動きをキャッチし、英語で自己発信していく力を伸ばすとことを当会でしかできないミッションとしてますます遂行すべく襟を正す思いです。

さて、私自身も昨年から、米国人の友人アンソンさんとのコラボで英語で時事問題を扱うYou-tube番組を制作に挑戦しています。
初回はちょっと難解だったようで、米国から帰国したばかりのバイリンガルの友人からも「英語が早すぎてキャッチできないわよ~」と不評でした。
一方、大学で英語を教えている先生から「質の高い英語ですね。授業に活用します。」というお言葉をいただいたり、やはり大学教授の方から「短い対話の中で、憲法問題の肝を簡潔にカバーしています。秀逸です。」というメッセージをいただき、私自身非常に励まされ、やはり生徒は誉めて伸ばさなければ、と改めて思った次第です(#^.^#)。
第二回、Episode2が新春よりアップしておりますので、是非視聴ください。
トランプ現象と、現代の政治的キーワード、「ポピュリズム」について対話しています。
英検2級以上を目指す方々は対策にもなると思います。

↓↓↓

 

大変長くなりました。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

Global kids英語会グループ代表
豊田朋子