フォニックスのご紹介

 

●フォニックスの学習効果は「英語の文字と音の関係のルール」を身につけること

フォニックスとは、「英語の文字と音の関係のルール」を身につける音声学習法です。

子どもに英語の読み書きを効率よく教える指導方法としてアメリカで考案されました。

リズミカルな発音体操、歌、ゲームなどで盛り上がり、楽しい時間を過ごしながら、自然と「英語の文字と音の関係のルール」を身につけていくのがフォニックスです。

当会代表の豊田朋子はフォニックスについて、以下のように述べています。

 

フォニックスで教える英語のルールは、音楽にたとえれば「音符」のようなもの。

音符が読めれば知らないメロディーも口ずさめるのと同じで、聴覚が柔軟な小学生の間にフォニックスを楽しく学び、しっかり英語の基礎を身につけることが大切です。

そうすればネイティブに近い正確できれいな発音が身につきます。

英語の絵本を自力で読むことから始まり、小学生で英字新聞を音読できるぐらいまで『読む』能力が発達します。

『自分で英語が読める!』という喜びを味わい、英語への自信がついてくると、英語学習へのモチベーションが飛躍的に高まっていきます。

そして『読む』から『書く』『聴く』『話す』能力へ発展していき、4技能そろった総合的な英語力がぐんぐん向上していきます。

 

●「自分で英語が読める!」という喜びが自信を生み、英語学習のモチべ―ションを飛躍的に高める。

英語は26のアルファベットの様々な組み合わせにより単語が作られ、発音は複雑に変化していきます。

その複雑な変化のベースには、「英語の文字と音の関係のルール」があるのです。

日本語では「あ」から「ん」までの50のひらがなを覚えれば、かな書きの単語の全てを読めるようになります。

一方、英語は「A」から「Z」までの26のアルファベットを覚えても、英単語ひとつ読めるようにはなりません。

「英語の文字と音の関係のルール」を学ばなければ英語が正確に読めないのです。

わかりやすい例を挙げましょう。

日本語で「ねこ」というかな書きの単語は幼児でも「ネコ」と読めます。「ネコ」という発音が動物の猫を意味することも幼児は理解できます。

ひるがえって英語の「CAT」はどうでしょうか? 

日本語のかな書きのように「CAT」のアルファベットをそのまま「シ―エ―ティ―」と音読しても、英語では動物の猫を意味することにはなりません。

「CAT」を「キャット」と読んで初めて動物の猫を意味するようになるのです。

「CAT」という文字と「キャット」という発音を結びつけるのが「英語の文字と音の関係のルール」です。

 

●フォニックスで「文字と音の関係のルール」を習得すれば、英文をスラスラ読めるようになる。

英語圏の子どもが音読できるようになるのは6~8歳頃と言われ、日本の子どもよりずいぶん遅いです。

その理由は「文字と音の関係のルール」を学ぶのに時間がかかるからです。

英語圏の子どもにとって、「文字と音の関係のルール」を正確に身につけることが言語学習の最初の課題と言えるでしょう。

逆に「文字と音の関係のルール」をいったん覚えれば、英語の音読力は飛躍的に向上します。

難しい単語や文章でもルールに従って発音を類推し、どんどん読めるようになります。

かな書きを早く読めるようになる日本の子どもが漢字の音読という難関に突き当たるのとは対照的に、英語圏の子どもは「文字と音の関係のルール」の基礎さえ身につければ音読でそれほど苦労することはありません。

そのため、このルールを効率よく子どもにマスターさせるために、アメリカの言語学者たちが熱心に研究をかさね、音声学習法「フォニックス」が開発されたのです。

「フォネティクス(音声学)」の子ども版として、親しみやすいネーミングである「フォニックス」と命名されました。

フォニックスの誕生により「英語の音と文字の関係のルール」は明確に体系化され、子どもたちがわかりやすく英語学習の最初の課題を克服できるようになりました。

 

●フォニックスの学習効果でネイティブに近い発音を身につけ、日本人特有の「カタカナ英語」から脱却する。

現在、世界中の小学校にフォニックスの授業が普及しています。

しかし日本ではまだ一般的に知られておらず、日本の子どもたちはフォニックスを学習する機会に恵まれておりません。

一般的な日本の学校の英語教育では、「英語の文字と音の関係のルール」の習得がおろそかにされています。

文字と発音の結びつきの感覚が養われないまま、スペルやフレーズを繰り返し暗記するので、日本人特有のカタカナ英語の発音習慣が身についてしまい、悪癖のように抜け出せなくなります。

国際社会では通用しないカタカナ英語が日本全体の英語力の低迷を招いているのは自明のことです。

しかしカタカナ英語の反省から、英語教育の初期段階で日本人の子どもにフォニックスを教える重要性を実感している英語教師が着実に増えてきています。

ここ数年、英語の授業にフォニックスを取り入れる小学校も急増しています。

東京オリンピックを迎える2020年に小学校の英語授業が本格スタートしますが、今後ますますフォニックス学習の重要性が日本で認識されていくことでしょう。

 


当会は、フォニックスを日本に初めて紹介した松香洋子先生が会長を務めるmpi(松香フォニックス研究所)の教材会員です。

特に幼児~小学生は、フォニックスをベースに、英語独特のリズム、スピードを楽しみながら、「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能をバランス良く学べるmpiのテキストを使用しています。

フォニックスに関しては、以下の松香先生の解説もご参照ください。

https://www.mpi-j.co.jp/kiji/kiji_1210_1.html